毎日が楽しくなるきもの教室

今日は何の日かご存知ですか?

初めまして!大阪府の箕面市を中心に北摂地域で、着物教室や出張着付けをしております、たま着物教室の川田たまきです。先日、あるお寺の副住職さんから、お寺を自分の代で終わりにしようと考えている住職さんが増えているというお話を聞きました。お寺がなくなるなんて…考えられないですよね?実際にマンション住まいのお坊さんもいらっしゃるそうです。時代の流れや大きな自然の法則には逆らえないかもしれません。けれど、幼いころから親しんできた、大好きなものや美しいものが完全に消えてしまっていたら悲しいけれど、少しだけでも残っていたら、嬉しいですよね。

ところで、今日は何の日かご存知ですか?9月9日。今日は「重陽の節句」という菊の節句の日です。今や忘れ去られ、普通の日として過ごされる方が大半だと思いますが、平安時代には菊の露を含んだ綿で身を清めて健康を願う習わしがありました。源氏物語にもこのイベントのことが描かれています。この時代の方々も、まさかこの日が忘れ去られようとは思いもしなかったことでしょう。

着付け教室ではなく、着物教室にしたのは理由があります。

私が着付け教室ではなく、着物教室にしたのは、ただ着物を着る着せるなどの技術だけではなく、着物のなかにある、日本の伝統、芸術、文化、季節などをたくさんご紹介したいと思っているからです。例えば、「折り目正しく」や、「衿を正す」、「躾」などの言葉は着物から生まれた言葉だと言われています。こうした古から続いているものをずっと後まで遺していきたい。知ればきっと楽しいことが増えますし、すばらしい知恵も受け継いで、子供たちにも伝えていける、大きな財産になると信じています。

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